← コラム一覧に戻る
失業給付2026-07-31
特定受給資格者とは?倒産・解雇などで手厚くなる給付内容
会社の倒産や解雇など、労働者の意思に反してやむを得ず離職した場合は「特定受給資格者」として扱われ、給付面で優遇される仕組みがあります。基本的な内容を整理します。
1特定受給資格者とは
会社の倒産、事業所の廃止、解雇(重責解雇を除く)など、労働者に責任のない理由で離職を余儀なくされた人が該当します。給与の大幅な未払いが続いた場合や、労働条件が採用時の内容と著しく異なっていた場合なども対象になり得ます。
2給付内容がどう優遇されるか
特定受給資格者に該当すると、通常の自己都合退職に設けられる給付制限期間が原則として適用されず、比較的早期に基本手当を受け取り始めることができます。所定給付日数(基本手当を受け取れる日数)も、一般の離職者より手厚く設定される場合があります。
3該当するかどうかの判定
特定受給資格者に該当するかどうかは、離職票に記載された離職理由をもとにハローワークが判定します。会社側が作成した離職理由に納得できない場合は、証拠となる資料(給与明細、雇用契約書、やり取りの記録など)を準備した上でハローワークに相談しましょう。
4特定理由離職者との違い
似た制度に「特定理由離職者」がありますが、これは雇い止めや正当な理由のある自己都合退職などが対象で、特定受給資格者とは該当条件が異なります。どちらに該当するかで給付制限の有無などが変わるため、離職理由に応じてハローワークで正確な判定を受けることが大切です。
